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2016年07月07日

【アート】渡辺おさむ展 おかざきの匠と現代アート(6/25~)



岡崎市制100周年記念事業 渡辺おさむ展 おかざきの匠と現代アート

【場所】おかざき世界子ども美術博物館(〒444-0005岡崎市岡町鳥居戸1-1)
【期間】6月25日(土)~9月4日(日)まで
開館時間/9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日/毎週月曜日(ただし、7月18日・8月8日・8月15日・8月29日は開館します)7月19日(火)
【観覧料】大人300円(240円 )、小中学生100円 (80円)
※( )は20名以上の団体料金
※岡崎市内在住、在学の小中学生は無料(わくわくカードまたは、生徒手帳を提示)
※ 各種障がい者手帳所持者とその付添者は無料(各種手帳を提示)
【内容】三河仏壇と現代アートがコラボする!

 鎌倉時代に京都から三河地方へ浄土真宗が伝播し、室町時代には急速にこの地方の民衆の間に浸透していきました。三河仏壇は、そのような背景のもと、1704(元禄17)年に、仏壇師庄八家により製造されたのがはじまりと伝えられています。仏壇の原材料となる木材は、矢作川の水運を利用して簡単に入手することができ、また、漆も三河北部の猿投山麓で採れたことなどから、この地方で仏壇の製造が盛んに行われていきました。現在、三河仏壇は、経済産業大臣が指定する伝統的工芸品になっており、ものづくりの伝統の技が受け継がれています。

 渡辺おさむは、樹脂等の素材で創り出す本物そっくりのクリームやスイーツを、様々なかたちにデコレーションする「フェイク・クリーム・アート」の第一人者です。難解だと見られがちだった現代アートのなかで、「装飾性」をアートの重要な性質だと考えて、デコレーション・アートを作り続けており、一世代前の難解な現代アートから、誰にも親しまれる「かわいい」現代アートへと、大きな変革をもたらしているアーティストとして世界から注目されている現代アーティストのひとりです。

 この空間では、伝統工芸の三河仏壇と、現代アーティストの渡辺おさむとがコラボした世界が展開します。伝統的工芸品の三河仏壇が渡辺おさむによって現代アートとして生まれかわります。日本初の試みとなる世界が広がります。

おかざき世界子ども美術博物館サイト → http://www.city.okazaki.aichi.jp/1200/1208/1242/p010841.html  

Posted by <TAG>事務局 at 17:07Comments(0)6月7月8月9月アート